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いじめについて

あたしにはまだ子供はいませんが、今後ずっと作らないとも限らない(まだ消極的)ので、「夫婦別姓(事実婚)だと、子供に悪影響がある」という意見は、多少気になる部分ではあります。
それも、選択的夫婦別姓が法制化されて、『夫婦の形態として双方が改姓しないという形があること』が共通認識となれば、話は終わる気もしますが。・・・ということは、これは事実婚をすることによる悪影響ではなくて、ニーズに対応できていない法律や「夫婦別姓」への偏見による悪影響なのではないかしら・・・などと思ったり。

子供への悪影響は「自分の家族は友達のそれとは違う」と悩むことでしょうか。確かに最初は「なぜ?」と思うかもしれませんが「違う」ことは何も事実婚に限らないと思うので・・・。
子供が自分の親と友達の親とを比較して「どうして?」と思うことなんて、多分山のようにあって、例えば大金持ちだって、貧乏だって、両親が共働きだって、両親の年齢だって、お父さんがフランス人♪だって、普通とは違うと感じて悩むかもしれないし、そこがお気に入りポイントになるかも知れない。まぁ、それぞれの家族や環境が違うことは当然のことなので、よく考えて受けとめて欲しいなと思います。

そして「普通の家族」と違うことが原因でいじめられる・・・?いや、いじめは、いじめる側が圧倒的に悪いと思いますが。ケンカならともかく。

あたしは、小学生の頃にいじめにあったことがあります。低学年と高学年で、いじめのきっかけやいじめられ方は違いましたが。

低学年の時は、ボス的な存在の女の子がいて、その子の指図で友達を交互に仲間はずれにしていく、というパターン(ゲーム?)でした。おそらくたいした理由なんてなく、「ちょっと気に入らない」なんてことだったと思います。ただ、いじめの標的になる子はだんだんと固定化していき、最終的にはあたしを含め3人くらいが交互にターゲットになっていました。いじめのターゲットが切り替わると、ボスの女の子はそれまで無視していた子を自分の仲間に入れ、ターゲットを一人ぼっちにするのです。(しかし、子供の考えることにしては、陰険だ・・・)ターゲットから外れているときは、もう次にいじめられないように、お気に入りのエンピツ(い〜においのするヤツ)をボスに上納したりしてました。ことごとく裏切られましたが。

こんな低学年を過ごしたため、高学年になる頃には、無駄に人に嫌われないようにすっかり八方美人に(笑)

それがあだとなって、高学年のいじめが始まったのでした。クラス替えでボスとは別のクラスになったのに!

高学年の時のいじめのきっかけは、クラス内の2大勢力のどちらにもいい顔をしてしまったこと。で、2大勢力(結果、クラスの女子の大半)からいじめられることに。
高学年ともなるとそこそこ知恵もあるので、すべてが先生に見つからないように(いやらしく)行われました。
口をきいてもらえないのは当然として、例えば、教室で文房具を落としてしまって拾おうとすると横から奪われて「この消しゴムがあなたのだっていう証拠はあるの?」えぇ、ありませんですとも!もう高学年だから、いちいち名前も書いてないしね、と諦めたり。
下駄箱では、靴がそろっていることがない。いえ、ちゃんとそろえて入れているのですよ、朝と夕は。朝、上履きがひっくり返してある、なんていうのはかわいいほうで、靴の中に砂利が一杯詰まっていたこともありました。これは、見た目に悪いので、上履きや雑巾は毎日紙袋に入れて持ち帰っていました。そうすりゃ、何もできないでしょう!
クラスの女子の弟軍団に、校庭で殴ったり蹴ったりされたことも。できる範囲で殴ったり蹴り返しましたけど。

そんな日々が何ヶ月も過ぎた後、クラスの誰かが日記に「クラス内でいじめられている人がいる」と書いたため、先生の知るところとなり、クラス会が開かれました。その会では、張本人に「みんなでいじめていたのは悪かったと思うが、もう仲良くはできないと思う」などと言われましたが、まぁ、なんとか大々的ないじめは終わったのでした。

そして、そんなことも過去のこととして生きていた中学時代。転校するときに、最後の試練がやってきました。

転校を数日後に控えたある日。母親がクラスメイトの母親に「小学校のころいじめにもあっていたので、転校は良かったのかもしれない」とついこぼしてしまったため、「あいつはまだ根に持っていて、転校をうれしく思っている」と言いふらされてしまい、それは寂しい最終日となりました(笑)前日までは、「最後の日はみんなで一緒に帰ろうね(涙)」とか言っていたのに!


まぁ、何が言いたいかというと、少なくともあたしが遭遇したいじめに、もっともな理由や原因なんて無かったということです。
いじめられるときはいじめられるし、その逆も。どちらかといえば、自分の子供がいじめる側であることの方が、ショックかも。
Posted by sheana at July 28, 2005│Comments(11)TrackBack(1)夫婦別姓
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「シーナのつくりかた」の「いじめについて」を読んだ。 「別姓夫婦の子がイジメに遭う恐れ」という反対派からのステレオタイプな指摘に関して、御自身の被イジメ体験に言及されている。 このエントリは、あちらのコメント欄に書き込むつもりで書き始めたものだが、長くなっ
別姓によるイジメ【歌うたいのカケラ】at July 28, 2005 04:33
この記事へのコメント
読んでいると、ふうーっと、ため息が出てしまいますね...

というのは、わたしも、いじめられっ子だったからだけど...
ものを盗られたり、壊されたり、
「証拠はあるのか?」なんて言われたり、よくありましたよ。

>(しかし、子供の考えることにしては、陰険だ・・・)

いや、子どもって、意外と陰険なことを、考えるものですよ。

>「あいつはまだ根に持っていて、転校をうれしく思っている」

そこで、自分たちが、過去に植え付けた
傷の大きさを悔やんだりせず、そのように思ってしまうのは、
その程度の人間性だった、ということだと思います。
Posted by たんぽぽ at July 28, 2005 13:55
たんぽぽさん、読んでくださってありがとうございます。

あたしは、実家で暮らしたのはこの転校の時までだったので、今でも実家周辺には友達がいません。時々「同窓会のお知らせ」なんかが実家に届くようですが、なぜか両親が気をつかって教えてくれず(笑)、事後報告です。

転校がきっかけでリセットできた部分もあり、かつ、ちょっと屈折した気もしますが。

日記は書かない主義だったので、自分に起こったことは克明に記憶しておこうと思っていましたが、今回思い起こしてみて、時間が流れたのだな・・・と感じました。
Posted by シーナ at July 28, 2005 21:52
自分は、いじめたり、いじめられたり、というのはあんまり無縁だったかなあ、とずっと思っていたました。が、このブログを読んでもう一度じっくり思い出してみたところ、結構いじめをしていたことに気づいていきました。陰険な複数でのイジメの首謀者みたいな感じではありませんでしたが。
小学校の頃、仲良くしていた女の子が凄いうそつきだったことをしり、絶縁状を書きました(ここが子供っぽい)。しばらくシカトしました。最後は和解したけど。でも、別の友人の結婚式で再会したとき、・・・私、汗出ましたネ。
中学校の頃、ちょっと太くてトロイ男の子をちょっとからかってました。にせラブレターを下駄箱に投函する、といういたずらもしました。高校に行ってから再会してたら、とても快活に変わっていてびっくりしたけど、ほっとしたものです。
Posted by 御神崎 at July 28, 2005 22:48
幼い頃はこんなものとも思うのですが、しかし、いじめというのは、大人でもどこの世界でもあります。はっきりいって、会社のイジメは結構凄いものがあります。
イジメを容認したいというわけではありませんが、主体性のあるイジメはまだ許せます。でも、主体性のないいじめ、他人に同調した形でのイジメは絶対に許せません。自分では、???と疑問に思いつつ、首謀者に従ったりするいじめです。そんな主体性の無いやつが多いから、集団で陰湿なものと化すわけでしょう。大人の世界のイジメを見ていると特にそう思います。

イジメられる子は、人の心が痛みがわかるやさしさがある、とも言いますが、それも何かきれいごとのような気がしますし、一方で、イジメはイジメられるやつが悪いのだ、という論理も、いかにも強者の論理っぽくて嫌な感じです。
少なくとも、自分の息子には、
「いじめられたら、やり返しな!」
と教えていきます。
Posted by 御神崎 at July 28, 2005 22:50
さて、夫婦の姓が違うことが子供のイジメにつながる、というステレオタイプには、確かにうんざりです。
いじめなんて、どこにでもあるのです。いじめの理由なんていくらでもあるのです。それをわざわざ別姓だけを抽出して危惧するのにうんざりなのです。おまえ、それがイジメだろ、って思います。

でもつくづく、・・そういう攻防を見ていると、「夫婦別姓」ってアホラシーなー・・・と思ってしまうのです。結論はいつもコレです。

(すいません、投稿できないので、分割して送信しました)
Posted by 御神崎 at July 28, 2005 22:51
>おまえ、それがイジメだろ、って思います。
に大きくうなずいてしまいました。そして、
>「夫婦別姓」ってアホラシーなー・・・
が、とても御神崎さんらしいですね!

仕事柄、周りが男性ばかり♪(←ポイントが違う)なのですが、「楽だな〜」と感じてしまいます。仕事上のかなりキツイ言葉のやり取りをしても、誰も変に引きずったりしないですしね。
女性に対しては、経験上どこで地雷を踏んでしまうかわからないので(笑)、大人のいじめに遭遇していないのは、ラッキーかも。

あ、あたしも「主体性のあるいじめ」(自分に降りかかった事象に対する反応とでも言うのでしょうか?)は、仕方ないかなと思います。あなたにまでご迷惑をおかけしましたっけ?という人々にまで、なぜか拡大していく場合がいじめだと思っています。
Posted by シーナ at July 28, 2005 23:55
いじめられっこでした。小学生のときは、成長が早かったこと(小5で150cm越えてた)や、ビン底メガネをネタにいじめられとりました。同じクラスに、風呂に入らなくて臭い子がいて、いじめられてました。彼は学年の途中で親が離婚して名字が変わったのですが、それは特に取り正されず、単に「くさい」ことでいじめられてたように覚えてます。

最近になってからのいじめは…年上の男性からのいじめです(泣)シーナさんのとこはいいなぁ。意図的にメールや電話の連絡から私を外されたので、仕事に支障をきたすわけですが、組織をまたがるプロジェクトだったので訴えどころがなく困りました。メールで中傷もされましたが、「なんか、大人気ないなぁ…」と思うに至りました。このいじめの理由は、別に私が事実婚だから、というわけではないと思います(苦笑)
Posted by おりた・あこ at July 29, 2005 19:41
>「同窓会のお知らせ」なんかが実家に届くようですが、

小学校のころの同窓会も、一度も出たことがない。
(たぶん定期的に、やってはいるんだろうけど...)
わたしは、何度か引っ越しているし、実家も1回引っ越したので、
彼らにとって、わたしは、行方不明になっているでしょう。
Posted by たんぽぽ at July 29, 2005 21:33
大人の世界でのイジメは嫉妬が多いですから有能な人もイジメられます。イジメられたら勲章と思ってもいいかも。>あこさん 
私の場合、学校も仕事の上でも遊ぶのもいつも男の人ばかりだったのですが、ここ1年、女の世界に生きてます(笑)。でも、適当に距離を保つことで、快適にすごせます。同僚や上司の陰口を言わないこと。これは長生きするための秘訣(笑)。
さて本題に戻り、夫婦別姓が浸透し色んな姓の選択の仕方が広がればイジメは起こらないでしょう、という正当化は非常に使いたい手法でありつつも、やはりそれって、なんつうか異分子はハブンチョされる、という日本の社会から何ら進歩がない考えでもあるようで。だから、夫婦別姓があほらしくなるひとつでもあります。
Posted by 御神崎 at July 29, 2005 22:27
◇あこさん

年上男性からのいじめ!そんなのあるんですねぇ。原因は、あこさんが『できる』からでしょうね!(考えることは御神崎さんと一緒だった)
年齢的にはどれくらい上の人なんでしょう?割と近いのかなと推測しました。
しかし、連絡をしないって、男性がやるとより陰湿な感じがしますね・・・。

◇たんぽぽさん

実家を引っ越してしまうと、行方不明になりますよね〜。
現在の居場所を知るための最後の手段ですよね、実家。そこをあたってダメなら諦める。

行方不明、あたしも各所でなっているはずです。
中学・高校の時の友達で、今のあたしの住処を知っているのはほんの数人です。(寂)
Posted by シーナ at July 31, 2005 01:31
◇御神崎さん

>同僚や上司の陰口を言わないこと。これは長生きするための秘訣(笑)。
仕事では長生きしたいから気をつけないと!

新人研修中に、恐ろしいことがありました。
同期の女性数人が、帰りがけの喫茶店で社員名簿を見ながら、同期の一人一人について「この人は・・・だよね〜」などとダメだしをしていたそうです。・・・は、ほぼ悪口(服のセンスが悪いとか)だったようで、あたしはその人たちと帰り道が違う方向だったためにまきこまれず「本当によかった」と思ったのでした。
Posted by シーナ at July 31, 2005 01:41