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悲しい現実

8月の給与明細が届きました。先月は久々に残業らしき残業をしなかったので、どんなことになっているのやら!?と思ってみてみたら・・・。笑った!あまりに衝撃だったので、ダンナに見せたところ「初任給じゃねーんだから!」と言われ、また笑いました。あ、あたし何年働いているんだっけ?

あぁ、いつも、残業代で上澄みを稼いでいたんだなと痛感です。ものすごく忙しいプロジェクトに配属された同期などは、入社直後から月間稼動は300時間を超え、基本給より残業手当の方が上回るなんて話もざらでした。年収ベースでいくと、残業する人としない人で1.5倍くらいの差は優にあったと思います。会社は、住宅手当などの福利厚生はしょぼい(笑)のですが、残業手当だけは請求通りに出ます。同業他社の話を聞いていると、そこはいいところかも知れないです。(ってゆーか、普通ですけど!)

稼働時間が多くなってくると、労働力を売っているというよりは、まさに時間を売っているという感じです。

【以下、弱小システム開発会社社員の戯言です】

前提として、システム開発を行う際の業務形態は大きく以下の2つに分かれます。
受託:システム開発の作業をあらかじめ工程と金額を決めて請け負う。自社で業務を行うことが多い。(→設計工程を1,000万円で、など。)
派遣:ユーザ企業に常駐し、他社と共に業務を行う。(→1人月100万円、など)

あたしは、期間で言えば「受託:派遣」を2:3くらいの割合で担当してきました。この受託と派遣がクセモノで、それぞれ利益の上げ方が異なってきます。
例えば、受託で高い利益を上げようと思ったら、契約金額は固定なので、効率良く作業を行い、少ない時間で精度の高いものを仕上げることが重要になってきます。そして、そこで上がった利益は賞与で還元されます。
しかし、派遣で利益を上げようとすると、ちょっと話は変わってきます。派遣の契約は、1人月100万円、ただし月間稼働時間が200時間を越えたら追加でお金を頂きます、というような契約をします。ですので、派遣の場合は、「作業を見付ける・増やす」などして要員を増やすか、稼働時間を増やすことで売上を上げることになります。

入社直後、あたしは比較的暇なプロジェクトに派遣で配属されました。さらに、そのプロジェクトはお客さんの都合で残業が制限されていました。そこで、あたしは、いかに定時内で仕事を仕上げるかということに注力して、仕事をしていました。

その後、同じく派遣で行った先のプロジェクトはとても忙しく、働いた時間分だけお客さんからお金がもらえるという、会社にとってはラッキーなプロジェクトで、皆遅くまで働いていました。それでもあたしは、担当業務に恵まれなかった(とても日陰な作業でした・・・)こともあり、また前のプロジェクトのこともあり、効率的に仕事をして早く帰る事を目標にしていました。簡単な仕事を長い時間かけてやるのは、あたしの価値を下げると思ったからです。そんな中、同じ作業の担当になった同期は、仕事が終わっても「業務の勉強」と称し、遅くまで資料を読んだりして残っていました。

結果、どうなったかと言うと・・・、入社1〜2年目のあたしの評価は同期内の最低ランクでした。(月々、残業代もさほどつかない上に、ボーナスも低かった・・・)理由は、稼動時間が少ない(=お客様からもらえるお金が少ない)からです。そして、勉強をして残っていた同期は、とても評価が高かったのです。

正直、がっかり。仕事ってこんなもんなのかと。まぁ、世間知らずだったと言えばそれまでですが。

(ここでお酒が入っていると、さらに話は続くのですが、今日はこの辺で・・・(笑))

Posted by sheana at August 30, 2005│Comments(2)TrackBack(0)お仕事ですよ
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この記事へのコメント
居るよな、仕事の成果を時間軸でしか評価できない奴。
ちなみに、自分は残業時間がつかないので、仕事において残業という概念がないんですよね、あんまり。
Posted by 御神崎 at September 01, 2005 13:37
御神崎さん、どうしよーもない、あたしのグチを読んでくださってありがとうございます。(それも、見返すと長いっ)
入社してすぐに、上司から「この仕事は、ある種の肉体労働だから」と言われました。仕事の生産性を評価できないのは、上司の力のなさが原因だと思うんですけどね。
Posted by シーナ at September 01, 2005 20:49