トップページへ ≫ お仕事ですよ ≫ 社長の奥さんと会う

社長の奥さんと会う

社長の奥さん(Kさんと呼びます)について、社長からは「趣味で仕事(パート)をしている」と聞いていたのですが、もうその気配はありませんでした。おそらく妊娠したため辞めたのだろうと思います。
残された社員としては、今後はKさんに会社の総務・経理などを担当してもらうことで、多少なりともお給料を支払うことができる、と考えました。そこで、元気な子供を産んだ後、充分休養を取ってから、会社の仕事を在宅で手伝ってもらう方向で話し合いを進めていました。そして、Kさんも一旦はその方向で了解していました。

ただ、社員数人の会社の雑務では、支払うことができる金額は知れています。それに、今後ずっと会社が存続する保証はありません。会社を大きくすることができればいいのですが、万が一会社が無くなるようなことがあればKさんはまた振り出しに戻ってしまいます。

悲しいかな、会社にとって唯一の信用であった社長が亡くなったのですから・・・。会社に対して、楽観的な希望を持つことはできません。

そうこうしているうちに、Kさんとしても「手に職をつけたい。長く働ける仕事がしたい。」という気持ちが働いたようです。しばらくして、改めて仕事に関する相談を受けました。「子供も全員、大学に行かせたいし、私が働かないと・・・」と。子供は親が預かってくれるから心配ない、と決意は固そうでした。

あたしとしては、「自分の力で稼ぎたい」という考え方には賛成でした。が、Kさんがやってみたいと話してくれたのは、社長や社員と同じエンジニアの仕事でした。過去に、多少プログラミングの経験があるようで、もう独自に勉強もはじめている、とのこと・・・。

驚きましたが、本人がやりたいと思うことを止めることはできないと思いました。

長期的にある程度の金額を稼ぎ続けたいと思うならば、一刻も早く働き始めるのが良いとも思いました。とは言え、Kさんは過去に職歴もほとんどなく、年齢も今から仕事を始めるには正直言って厳しい年齢に達しています。技術職で、未経験であればなおさら、厳しい状況が予想されるわけです。

相談を受けたものの、どうすればいいのか悩む日々が続きました。
Posted by sheana at October 31, 2007│Comments(2)TrackBack(0)お仕事ですよ
〔社長の奥さんと会う〕へのトラックバックURL
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/sheana/51168660
この記事へのコメント
いろいろあると思いますが、社員みんなで、
Kさんを、精一杯温かく支援してあげるのが、よいと思いますよ。

Kさんが、これから技術を身に付けられるところが、
あるとしたら、いまの会社だけでしょう。
その会社がいつまで続くかわからないですし、
最後のチャンスと思って、意を決したのだろうと思います。

まことに失礼ながら、会社がなくなってしまったとき、
まがりなりにも技術が身についていれば、転職が効くかもしれないですし。
Posted by たんぽぽ at November 03, 2007 02:06
たんぽぽさん、コメントありがとうございます。

今、関西圏に出張中です。今月はほとんどこちらで過ごしています。
が、仕事が忙しく、ついでの観光も叶わず(涙)

>会社がなくなってしまったとき

本当に、そうなんですよね。
奥さんも、今後継続して、自分の力で稼いでいけるようにしたいのだと思います。
その気持ちは痛いほどわかるので、できるだけの支援をしたいと思います。
Posted by シーナ at November 23, 2007 17:23