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社長の奥さんの仕事探し

出来ることから始めようと思い、社長の奥さんの仕事探しを始めましたが、未経験ということもあり、かなり厳しい現実が待ち受けていました。

このIT業界の人間は、基本的に『何か問題があれば夜遅くまで仕事をするのが当たり前』と思っています。事実、あたしも少なからず思っています。システムトラブルが起こっている最中に帰ることは後ろめたさもあって出来ませんし、進捗が遅れていれば残業するなりして調整をしなければなりません。そこが、なかなか子供を持とうと踏み切れない原因でもあるのですが。
やはり、小さな子供がいて、自宅から遠い現場は無理で、かつ定時に帰りたい、という人に対しては風当たりが強いのが現実でした。システム開発経験が豊富であればともかく、未経験では絶望的です。

(大きなプロジェクトで、自社の社員で構成するチームの人数がそこそこいるような場合は、他の人がフォローできるので比較的受け入れられると思います。実際に、産休後に復帰している人も、少数ですがいましたし。全ては小さな会社ゆえ・・・の話でもあるのです。)

とにかく手当たり次第にと、フリーエンジニアとして働いている友人や、今の現場のリーダーなどに声をかけてみました。

「プログラミング経験はあるけど、現場はほぼ未経験のXX歳です。保守でも運用でも何でもいいんで、仕事ありませんか?」

予想してはいましたが、耳にする意見も、なかなかどうして厳しかったです。

「何で、今からシステム開発の仕事がしたいの?」
「子供もいるんだし、稼げそうだからって考えならやめた方がいいよ。」

自社社員のいる現場であれば、いくらでもフォローすることができるのですが、一人でプロジェクトに入るとなると、年齢的にもそれなりの経験を求められるのが現実でした。でも、今現在が未経験なので、経験を積むためには、現場で働いてもらうしかないのです。あぁ、ジレンマ。

周りをあたるも、なかなかいい話もなく。営業力の強いIT系派遣会社に登録して、とにかくプロジェクトの現場に入り込む作戦に方向転換しようかと思い始めたころ、奥さんから衝撃的な話を聞きました。

奥さんに子供が産まれて半年も経っていないころです。「先月から働きはじめました。週に2〜3日ですが。一応、システム関係の仕事に派遣社員として入っています。日中は、母親が子供の面倒を見てくれています。」

その現場はたまたま自宅から近かったので決めたようですが、そこでの仕事内容は『システム開発のスキルがつかない』と判断したようで、さらに「フルタイムでもかまわない」と別の仕事を探しているとのことでした。

その行動力に驚きました。と同時に『この人は大丈夫だな』と思いました。周りがお膳立てしなくても、自分で道を切り開けるタイプの人でした。(母は強し、なのかも知れないですが。)
Posted by sheana at June 17, 2008│Comments(0)TrackBack(0)お仕事ですよ
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